2.
消えてゆく価値観
では、人類がカルマを生んできたものの考え方、古い文明とともに消えてゆく価値観とは、具体的にどのようなものでしょうか。
そのすべてはとても書ききれるものではありませんが、主なものを挙げてみましょう。
- 自我、我欲……他人よりも自分を大事に思う、優先しようとする心。
- 物欲……求めれば際限なく続き、さらに苦しい状態になる心のさま。
- 強制……ものごとを押しつける心。自分の都合、考えに他人を無理矢理従わせようとする、神様の御心と正反対の心。他人の自由意思を否定する心。
- 怠惰、無気力……神様からいただいた自由意思を自ら否定して、退化しようとしているさま。
- 形の威厳、権威……力に頼って他を圧しようとするさま。
- 不平不満、怒り……自我の心の現れ。
- 自己愛、利己主義……自我の心の現れ。
- 虚偽、ごう慢……自我の心の現れ。
- 間違った祈り……自分に都合のよいことを神様に強く願うこと。
今の世界においても、これらの考え方は間違っている、もしくは片寄っているということは、ほとんどの人には分かっています。でも地球は正しく進化してきませんでした。
それは自分の得とか、勇気がないためにまわりに流されて、心に湧いてくる正しい思いを貫き通すことができなかった。そして次第に、そうすることが普通に感じられるようになった。その結果、知らず知らずのうちにカルマをつくり、さらにカルマがカルマを生んで、今の地球のような姿となってしまった、というわけです。
第4部
これからの生活
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